「は・か・た・の・しお♪」の声の主は？ 調査で36年ぶり判明
伯方塩業が36年前から放送するCMの作曲者と声優がこのほど、明らかになった。 1987年に放送を開始したCMは、「は・か・た・の・しお♪」という力強いシャウトが印象的で、現在も放送されている。 【写真】「伯方の塩500g」 4年前に2代目声優コンテストを実施し、初代の声優や作曲者について話題となったが、当時の資料が残っておらず長い間不明だった。創業50周年をきっかけに本格的な調査を行い、サウンドロゴを作曲したのが作編曲家の浦田博信氏、声優が音楽家の塩谷信廣氏であることが判明した。 同社は11月初めに大三島工場（愛媛県今治市）で開催した創業50周年イベントに両者を招き、石丸一三社長が感謝状を渡した。 3人によるトークショーでは「斬新さ、親しみやすさ、力強さを意識して一晩で作った」「生楽器の演奏で一発録りした中から、一番出来が良かったものを採用した」といった貴重な話を披露。続いて開かれた歌声コンテストでは、一般の参加者が思い思いに「は・か・た・の・しお♪」と歌い会場を盛り上げた。 イベントには約2400人が訪れ、縁日遊びや塩グルメが長蛇の列で賑わった。
