レクサスIS500ってどんなクルマ? 詳しく解説!
プラットフォーム
デビューからすでに約10年を経たレクサスIS。ただ、2020年に行われたビッグマイナーチェンジでISの全長および全幅、全高は変更されるなど改良が加えられました。 ただ、レクサスのモデルがトヨタの新プラットフォーム“TNGA”を採用しているにもかかわらず、ISはデビュー時のプラットフォームをそのまま使用し続けています。 そのプラットフォームはいまやなき4代目レクサスGSをベースに開発。当時、最先端だったボディ接合技術(LSW)を用いてボディ剛性を高めつつ、重量増を抑えることを可能としました。 また2020年のマイナーチェンジでリヤフェンダーまわりの加工に、世界初となる新たな外板加工技術を採用。従来、専用工程が必要な加工をひとつの工程で成立させています。
エクステリア&インテリア
外観についてIS500がほかのISと異なる箇所は多くはありません。専用19インチホイール以外、一見、ほぼ同じに見えるエクステリアですがボンネットフードやフロントフェンダー&バンパーは専用パーツ。またブラック塗装のドアミラーやリヤのバンパー下部は、ISのものとは異なるデザインを採用しました。 リヤについては4本出しエキゾーストパイプがIS500専用。片側に2本のマフラーを斜めに配置することがデザイン変更の理由です。 そのほか、ブラックステンレスのウインドウモールやフロントフェンダーに装着されるエンブレムなどIS500専用パーツが装備されました。 またインテリアについても多くはないですが、専用パーツを装備。IS500の専用シートはウルトラスエード表皮を用いて形状自体が変更されています。 そのほか、ステアリングの一部などにもウルトラスエードを使用したことや、8インチTFT液晶画面に映されるオープニング画面など、細かい箇所がISと異なっています。 インテリアについてIS500専用ではないですが、2020年のマイナーチェンジで利便性が向上。インパネ上部に配置されるナビ画面は大型化され、パネルもタッチ式に変更されました。