【テーマは軽くて速いクルマを作ること!】トン切りセリカSTに200ps超えの3S-Gを換装し、快適クルージングを実現!!
ワイドボディで極太レトロリムを履きこなす 不人気セリカは3S搭載のスリーパー! BASE CAR:セリカ ST/1976年型 【画像10枚】ワイドボディで履きこなす時代考証ドンズバのレトロリム、快適クルージングを実現するチューンド3Sエンジン換装、パワステ&エアコン完備でごきげんなインテリアなど 旧車に高年式のエンジンを載っける。 この大手術に踏み切る理由の上位は、「もっと速くしたい」とか「エアコンとパワステが必要だから」とか。 でもでも、ここで取り上げたセリカのオーナーは、ちょっと角度が違ってました! 「軽いベースカーにしたかったから(笑)」ってことなんだけど、一体全体どーゆーことスか? 「いろんなクルマに乗ってきましたが、“車重が軽い”ってことは、走ることにおいてかなり重要なんです。馬力をアップさせることにこだわる方も多いですが、2t近くまで太ってしまっては、ブレーキ、燃費、維持費など、ほかの部分への負担も大きくなってしまう。だからNA2ℓで200psを超える3SのBEAMSエンジンを、ドナーのアルテッツァよりも車重の軽いクルマに載せて、キビキビ走らせてみたかったんです。で、ちょうど不人気(取材当時)で安く手に入る(取材当時)初代セリカの後期型、しかもST(車重1t弱)を見つけ、載せ換えてみたってのが真相ですね」今回の場合、6速ミッションごとポンっと載せて終わりにはせず、ハイカムやAE111カローラ用の4スロも加え、パンチの強いエンジンへとライトチューン。 所詮NAの2ℓなんで、とっぴな馬力は出ないが、エアコン/パワステ装備で夏でもスイスイ乗れて、その気になれば8500rpmまでエンジンは回り、吸気と排気のサウンドに聴き惚れちゃえるってぇースジガキだ。 見た目はできるだけレトロなテイストを出すべく、レアなボルクメッシュや当時モノのエアロでサラッとフィニッシュ。 リアホイールの逆組み、S13シルビア用のハブ&ブレーキも備え、まさにツウ好み、玄人ウケを地でいくスタイルなんで、こりゃあコドモにはマネできねぇーっ! 『カスタムCAR』2019年12月号掲載 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
カスタムCAR編集部
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