【Bリーグ】準決勝はワイルドカードの2チームが先勝 千葉Jは昨季王者に33点差と圧勝
プロバスケットボールリーグ・Bリーグの年間王者を決める「Bリーグチャンピオンシップ2023-24」準決勝2試合が行われました。 【画像】5月13日試合終了時点でのトーナメント表 最大3試合行われ、先に2勝したチームがファイナルへコマを進めるトーナメント方式の準決勝。ワイルドカードから準決勝に進出した広島は敵地で名古屋Dと対戦しました。試合は前半で31対45と14点差をつけられますが、第3Qに24点をあげる間に、相手の得点をわずか3点に抑え逆転に成功します。 第4Q残り3分14秒で名古屋D・張本天傑選手の3ポイントシュートが決まり2点差とされますが、残り1分45秒でブラックシアー・ジュニア選手が3ポイントシュートを決め返します。その後は互いに点を取り合いますが広島が逃げ切り79対75で勝利をおさめファイナル進出に王手をかけました。 昨シーズンのファイナルと同じ顔合わせとなった琉球対千葉Jの戦い。昨季王者・琉球への雪辱に燃える千葉Jは試合序盤から3ポイントが好調で、キャプテン富樫勇樹選手を中心に攻撃を展開し前半で59対38と大きくリードを奪います。 後半になっても攻撃の手を緩めない千葉Jは、19得点を挙げたクリストファー・スミス選手を筆頭に5選手が二桁得点をあげるなど33点差をつけ95対62と圧勝。敵地で貴重な勝利を挙げ2年連続ファイナル進出に王手をかけました。 一方、敗れた琉球はチームで21個のターンオーバー(以下、TO)を犯し、TOから25得点を許すなど完敗。連覇にあとがなくなりました。 両カードともに第2戦は19日に行われます。