闇バイトに応募し警察が保護 最新事例
警察庁は、「闇バイト」に応募し指示役に脅されるなどした人を警察が保護した具体的な事例を明らかにしました。 警察庁によりますと11月末までのおよそ1か月半の間で闇バイトに応募し怖くなったなどとして警察に相談し保護されたケースは125件にのぼりました。 ある20代の女性は一般の求人サイトからアルバイトに応募し、やりとりしていた相手に住所などの個人情報を送りました。しかしサイトに掲載された仕事内容と相手の説明が異なったためおかしいと感じ断ったところ、「SNSで個人情報を公開する」などと脅され、警察に相談したということです。 また30代の男性はXで「金が稼げる仕事」と検索し、荷物を運ぶ仕事に応募しました。するとテレグラムのダウンロードを指示され、運転免許証などの写真を送信。指示された場所に向かったものの、相手の指示通りの方法で連絡しなかったことを叱責され、「闇バイトでは」と怖くなって警察に相談しました。 また50代以上のある人は友人からアルバイトを紹介され、指定されたSNSのグループチャットに入りました。そこに氏名、住所、連絡先などを送ったところ、携帯電話を契約して譲り渡せば数万円もらえる仕事と言われ、怪しいと思い警察に相談したということです。