「開幕から1軍で」難治性疾患から復帰したソフトバンク田上奏大が2度目の育成再契約 病名は「同じ病気の人に勇気を」と公表
ソフトバンクから来季の戦力構想外を通告されていた田上奏大投手(21)が17日、育成選手として再契約した。年俸は現状維持の650万円(金額は推定)。 ■育成で再契約の田上らが公開【17日の契約更改】 2021年にドラフト5位で大阪・履正社高から入団。4年目の今季、難治性の疾患「ランゲルハンス細胞組織球症」と診断され、「同じ病気で苦しむ人たちに勇気を与えたい」との思いから10月9日に3軍戦に復帰登板した際に病名を公表していた。 2度目の育成再契約については「病気にもなったので、別に落ち込まなかった」と話し、その上で「来年は開幕から1軍でできるようにちゃんと準備して頑張りたい。そこにいるということは支配下なので」と前を向いた。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社