メジャー挑戦の佐々木朗希「熱いご声援、厳しい激励も力に変えてアメリカで頑張っていきます」ファンに感謝と決意のメッセージ
ポスティングシステム(入札制度)を利用して米大リーグ移籍を目指すロッテの佐々木朗希投手が17日、ZOZOマリンスタジアムで行われた「MARINES FAN FEST 2024」に参加し、開会式でファンに向けた感謝と決意のメッセージを語った。 ◆大谷翔平、佐々木朗希と親しげに肩を組む【写真】 開会式では吉井監督が「来シーズンからマリーンズを飛び出して高みに挑戦する選手が一人います。そうです、朗希です。朗希出てきて。朗希は5年間マリーンズに所属していいピッチャーに育ってくれました。そしてマリーンズにもすごく貢献してくれました。これからは100ではないですけども違うチームになってしまうと思います。だけど本当に挑戦する若い選手を応援したいと思います。心から温かく送り出したいと思っています。そんな朗希が一言みなさんにしゃべりたいというのでここでマイクを渡します」とあいさつ。促されてマイクを手にした佐々木は「今回球団に後押ししていただき、メジャーに挑戦することになりました。5年間熱いご声援ありがとうございました。ケガなどでなかなかうまくいかず、つらいときもあったんですけど監督コーチ、チームメート、スタッフ、たくさんの方に支えられ、乗り越えることができました。今回これまでいただいた熱いご声援、厳しい激励も力に変えてアメリカで頑張っていきます。本当にありがとうございました」と話した。 今季の佐々木は右上肢のコンディション不良により6月から約2カ月間戦線を離脱しながら、自身初の2桁10勝(5敗)に到達。レギュラーシーズン最終登板で完全試合を達成した2022年4月10日以来の完投勝利を収めてチームのAクラス入りを確定し、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでは自身初のポストシーズン勝利を挙げた。 球団からポスティングシステムを利用しての大リーグ挑戦を容認された9日には球団を通じて「一度しかない野球人生で後悔のないように、そして今回背中を押していただいた皆さまの期待に応えられるように、マイナー契約からはい上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」とコメントしていたが、ZOZOマリンスタジアムで行われていた秋季練習は免除されていたため、ポスティングシステム容認後に自らの口でファンに感謝の言葉や決意を届けるのは今回が初めてだった。
中日スポーツ