「大金を払ってでも見極めたい」ド軍WS胴上げ投手の“完全復活”に期待か メッツなど複数の球団が「関心」米報道
ドジャースからFAとなったウォーカー・ビューラーについて、複数の球団が関心を示していると現地時間12月2日(日本時間3日)、米移籍専門サイト『MLB Trade Rumors』が伝えている。 【動画】何をやってる!?ビューラーが優勝パレードで歓喜のテンション ビューラーは2015年と2022年に2度のトミー・ジョン手術を経験。2019年には14勝(4敗)、2021年には16勝(4敗)を挙げている。今季は16試合で1勝6敗、防御率5.38の成績だった。それでも、ヤンキースとのワールドシリーズ第3戦では5回無失点、第5戦では胴上げ投手になるなど、ポストシーズンでの活躍が光った。 そんな右腕に対して同サイトは「短期契約で先発陣の補強を目指すチームにとって、ビューラーは最も人気のある選手」と記し、米メディア『New York Post』のジョエル・シャーマン記者の報道に触れ、「このドジャース右腕に興味を持つ球団リストにメッツを加えた。ビューラーはまた、ブレーブス、ヤンキース、そして低予算のアスレチックスからの関心も集めている」と紹介した。 また、メッツは「ショーン・マナイア、ルイス・セベリーノ、ホセ・キンタナが今オフにFAとなる」と説明。31歳のフランキー・モンタスと2年契約を結んだが「さらなる補強が必要なのは明らかだ」と、先発陣の整備が必要であることを伝えている。 そして「ビューラーが2018年から2021年シーズンの調子を一部またはすべて取り戻せるかどうかは、誰かがそれなりの大金を払ってでも見極めたいところだ」と、ビューラーの完全復活を期待しているようだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]