『ランデヴー』が下半期に大ヒット シャイトープ、目指すは「ミスチルと対バン」【バイラルアーティスト】
日テレNEWS NNN
今回のバイラルアーティストは、スリーピースバンド・シャイトープ。4月にリリースした楽曲『ランデヴー』が音楽配信チャート上位にランクインし、SNSなどを中心に話題を呼んでいます。シャイトープを結成した経緯、バンド名の由来、さらに影響を受けているアーティスト、そして今後の目標について伺いました。 『バイラル』とは”感染的に”という意味があり“口コミで広がっていく様子”を表したもの。SNSなどによって拡散され、多くの人に聴かれているアーティストや今まさに火がつき出し、音楽シーンをにぎわせそうなミュージシャンをフィーチャーしていく日テレNEWS音楽部発『バイラルアーティスト』。
〈#5 シャイトープ〉
シャイトープは2022年6月に結成。Vocal/Guitarの佐々木想さん、Bassのふくながまさきさん、Drumsのタカトマンさんからなるスリーピースバンド。8月には初の自主企画東名阪ツアーを開催し、全公演をソールドアウトしました。また、10月には初のワンマンライブを東京と京都で開催し、こちらもチケットは完売。2024年1月からはアルバムリリースツアーを回る予定です。
■シャイトープ結成 バンド名の決め手は「何か響きいいじゃん!」
――シャイトープはどのように結成されたのですか? 佐々木:初めて声をかけたのは僕なんですけど。自分は広島が出身地なんですけど、大学卒業して広島帰って、就職しようと思ってたんですよ、もう音楽も辞めて。でも、大学卒業する前に、やっぱりもう一回本気でバンドをやって、それでダメだったら本当に諦められるなっていうふうに思って、これが最後のチャンスじゃないですけど、1回最後の最後にやってみるかということで。同期のタカトに、“ドラムをたたいてくれないか”っていう感じで声をかけました。(その後に)すごく雰囲気のあるベーシストの方がいて、まさきさんに声をかけたらやってくれるって言ってくれた。そこで一気にシャイトープっていうバンドが固まって、そこから結構前を向いて、勢いづいていった感じはありますね。 ――バンド名の由来を教えてください。 佐々木:自分が『トープ』っていう言葉をバンド名を決めるときに持っていったんですよ。それで、トープだけだと味気ないなっていうこともありまして、前に何かつけるかっていうことで、話し合って。“シャイ?”とか言って。それで、“シャイトープか、何か響きいいじゃん”ってなって。その時、ちょうど練習していたスタジオが地下のスタジオっていうこともあって。『トープ』がフランス語でモグラという意味なので、“何かいろいろあってるんじゃない?”ということで、それがバンド名になりましたね。