『ランデヴー』が下半期に大ヒット シャイトープ、目指すは「ミスチルと対バン」【バイラルアーティスト】
■影響を受けているアーティストを明かす 「Mr.Childrenと対バンしたい」
――影響を受けているアーティストはいますか? タカトマン:NICO Touches the Wallsとか東京事変です。 ふくなが:indigo la Endの後鳥亮介さんというベースの方が作るベースラインがすごく好きで、それめちゃめちゃ影響受けてますね。もうあの人にしか出せないグルーヴ感というか、独特なリズム感を持ってらっしゃって、マネしたくてもできてないんですけど、ベースだけも魅力的なすごいバンドですね。 佐々木:僕はMr.Childrenがとにかく尊敬していて憧れているアーティストですね。自分のモチベーションっていうのもやっぱり、憧れのそのバンドからもらうことはすごく多いので。“Mr.Childrenと対バンしたい”とか“頑張ってMr.Childrenと会いたい”とか“Mr.Childrenのように全国民を沸かせるようなバンド、曲になりたい”とかっていうのがあるので、いい影響をとにかく与えてもらってますね。
■『ランデヴー』が大ヒット 配信チャートの率直な心境
4月にリリースした楽曲『ランデヴー』が、SNSで人気に火がつき、8月7日-8月13日のApple Music Hot100で、初登場73位にランクイン。その後、14週連続ランクインし、ランキングも上位へとのぼり、最高2位(2023/11/14現在)を記録しました。 ――『ランデヴー』はどのようにして誕生したんですか? 佐々木:これ2人にも言ってないんですけど、『ランデヴー』ってAメロからできたんですよ。バイトをしている時に色々考えるんですよ。まずAメロの歌詞がパッとでてきて、ある程度のところまではスーッとでてきて。作っていくにつれて、“すごくいいものができるかも”っていう感触はあって。最終的にたくさんの人に聴いていただける曲になったので、作ってよかったなと思います。 ――音楽チャートにランクインした時はどのような心境でしたか? 佐々木:一応、バンドの中で沸いたのは沸きました。“何かすごいことになってるじゃん!”でも、やっぱり曲がぱーっと独り歩きをしていて、バンドとしてやっぱり知られてはいないので。だから、もっと頑張って自分たちのことを知ってもらわなきゃいけないなっていうふうに思いましたね。あと、自分個人に関しては、やっぱりいい曲を作り続けていかなければならないと。これで1回ばっと盛り上がって、消えるようなことには絶対になりたくない。自分たちの納得ものを作り続けていって、いいものを作って、その結果、みんなにすごく受け入れられる曲・存在になれるように頑張っていきたいなと思っています。