【C大阪】「ポスト毎熊」奥田勇斗が26日鳥栖戦で3戦連続先発へ 前々節はボレーでJ1初得点
セレッソ大阪の大卒新人DF奥田勇斗(23)が、26日のサガン鳥栖戦(ヨドコウ)に3試合連続で先発出場する。 25日にオンライン取材に応じた右サイドバック(SB)は「ゴール前にかかわる人数は、少しでも多くなるとチャンスは生まれる。SBだが、逆サイドからクロスが上がる場面があれば、自分も入っていける」と自慢の攻撃参加を誓った。 実際に前々節15日の浦和レッズ戦では、CKの流れからスーパーボレーでJ1初得点を記録。リーグ戦のホームでは、約2カ月ぶりの勝利に貢献した。 同じ桃山学院大の4年先輩で、オランダ1部AZアルクマールへ完全移籍したDF毎熊晟矢(26)が見守った最後の一戦で「ポスト毎熊」をアピールした。 一方で背後をつかれ、失点危機を招くこともある。前節22日のジュビロ磐田戦などで「守備の課題が大きく出たので、無失点につながる働きがしたい。そこからプラス、攻撃に展開する時の最後の質を求めたい」などと、自らに攻守でのレベルアップを課した。 新人イヤーの今季は、ここまで7試合1得点。「ポスト毎熊」の候補には、東山から入団2年目のMF阪田澪哉(20)もおり、パリオリンピック(五輪)世代の奥田は、まずはチーム内で完全レギュラー獲得を目指す。【横田和幸】