善光寺の御開帳「2027年開催」長野商工会議所が請願 期間も延長を要望 前回は新型コロナ感染拡大を受けて1年延期
長野市善光寺の御開帳。本来は7年目毎ですが、前回は新型コロナ感染拡大を受けて1年延期し、2022年に開きました。長野商工会議所は、次回はコロナ前に予定していた2027年に開くよう善光寺に請願しました。 長野商工会議所・水野雅義会頭が善光寺事務総長に請願: 「速やかに時期御開帳執行の儀をご決定くだされたく、ここに請願いたします」 長野商工会議所は10月24日、次の御開帳は2027年とするよう善光寺に請願しました。 7年目ごとに前立本尊を公開する「善光寺御開帳」。新型コロナウイルスの影響で、前回は1年遅れの2022年になり、「分散参拝」を呼びかけたため、期間も1ヵ月長い88日間になりました。 次の開催はコロナ前の予定通りなら2027年、「前回から7年目ごと」とするなら2028年となります。長野商工会議所は早めの決定をと本来は開催2年前に行う請願の時期も早めました。 24日、請願した開催年は「2027年」。期間も延長するよう要望しました。 長野商工会議所・水野雅義会頭: 「本音を言うと1年でも早くやってほしいというのがある。それだけ起爆剤になる。パリ五輪が通常に戻したということもあったので、その方が今後において変な慣習を残さずいけるのでは」 善光寺・若麻績享則寺務総長: 「地域の皆様の熱望と善光寺にご参拝されたいという全国の皆様の思いを受けて、これから日程の検討に入る。善光寺の中で重要な会議があるので、その総意をもって決定し、なるべく早くまた水野会頭にお返しをしたい」 開催日程について善光寺は「遠くない時期」に決定したいとしています。
長野放送