兵庫・斎藤知事 立花孝志氏公開の元県民局長公用PC内の私的情報「見てないです」「第三者委員会でしっかり調査」
兵庫県の斎藤元彦知事(47)が8日、県庁での定例会見で、自身のパワハラ疑惑などを文書で告発した元県民局長(2024年7月に死亡)の公用パソコンに記録されていたとされる私的情報などがSNSで拡散されていることについて、第三者委員会を7日付で設置したことをを明らかにした。 【写真】初登庁時にプラカードを持った男が乱入。職員らが止める 斎藤氏は「年度内の報告書提出ということを目途に、対応していただく。しっかり調査をしていただきたいという思い」と述べた。 政治団体・NHKから国民を守る党の立花孝志氏(57)が、X(旧ツイッター)やYouTubeチャンネルなどで、元県民局長のプライバシー情報とされるデータを公開している。 県として、削除要請などの対応をとるかどうかを問われた斎藤氏は「第三者委員会でしっかり調査をしていくということが大事。公益通報の該当性や、兼保有情報との同一性などしっかり確認しながら対応を考えていく」と、まずは真偽を見極めるとした。 立花氏がSNSなどで公開した公用PC内のデータについて、斎藤氏はこれまで「見ていない」とした。この日も記者団から、データを見たかどうかを問われ「見てないです」と回答した。 知事が把握すべき情報と主張する記者から「なぜ見られないのか」と迫られた斎藤氏は「なぜ見られないというか…」と、質問に戸惑いを見せた。「今回の情報漏洩の件に関しては、これから第三者委員会でしっかり調査してもらえればいいと思っている。必要に応じて対応していくということです」と訴えた。 (よろず~ニュース・杉田 康人)
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