井浦新「アンナチュラル」“中堂系”誕生秘話を明かす『ラストマイル』特別動画が公開
映画『ラストマイル』(全国公開中)キャストをゲストに迎え、主演の満島ひかりがMCを務めるトーク企画の第3弾にして最終回となる「LAST MILE -Premium Talk-〈アンナチュラル編〉」が、東宝公式YouTubeチャンネルで公開。映画と世界観を共有するドラマ「アンナチュラル」から、石原さとみ(三澄ミコト役)、井浦新(中堂系役)、市川実日子(東海林夕子役)が、満島と共に撮影秘話を明かしている。 【動画】特別番組「LAST MILE -Premium Talk-〈アンナチュラル編〉」 ドラマの放送から約6年を経て再集結した「アンナチュラル」チーム。番組内で石原は、本作が「産後復帰作だったんですよ」と明かし「6年前のあの役にならなきゃいけないっていうのがなかなかの不安と怖さ。現場に行くのに本当に緊張しすぎて眠れなくて」と告白。しかし、完璧に再現された不自然死究明研究所(UDIラボ)のセットや当時と変わらない中堂や東海林たちの存在、塚原あゆ子監督の配慮もあり「けっこう早く(ミコト役に)戻れました」と振り返る。
一方の満島は、ドラマ放送当時、毎週リアルタイムで「アンナチュラル」を見ていただけでなく、実は別作品の撮影で隣のスタジオに居合わせていたことを告白。撮影現場の裏側を目撃していたというタレコミ情報に三人も大盛り上がり。笑いの絶えないトークが展開するが、『ラストマイル』における満島の演技や重要シーンの話になると雰囲気が一変。全員が真剣な眼差しになり、裏話が語られる。
さらに井浦は、「アンナチュラル」の本読みを振り返り、自身が演じる中堂が誕生するまでの経緯について「(塚原監督、脚本・野木亜紀子との)話し合いを重ね、結構バチバチしながら作り上げました(笑)」と告白。さらに「塚原さんの演出力の好きなところが、塚原さんも分からないことを、俳優に『一緒に考えてください』って言ってくれるところ」など、製作陣への信頼を明かしている。
『ラストマイル』は、「アンナチュラル」(2018)、「MIU404」(2020)を生んだ、監督の塚原あゆ子、脚本の野木亜紀子、プロデューサーの新井順子が再びタッグを組み、ドラマと同じ世界線で描くシェアード・ユニバース映画。世界規模のショッピングサイト「DAILY FAST(デリファス)」から配送される荷物に仕掛けられた爆弾をめぐり、デリファスの関東センター長・舟渡エレナ(満島)が事態の収拾にあたるなか、「アンナチュラル」のUDIラボメンバーや、「MIU404」の警視庁刑事部・第4機動捜査隊(4機捜)の面々が、それぞれの分野で事件解決に奔走する。(編集部・入倉功一)