毎熊晟矢はELで待望の海外初ゴールも…2失点目に痛恨関与、2点先取のAZはセットプレー2発で追いつかれてドロー
[12.12 ELリーグフェーズ第6節 ルドゴレツ 2-2 AZ] UEFAヨーロッパリーグ(EL)は12日にリーグフェーズ第6節を行った。DF毎熊晟矢が所属するAZ(オランダ)は敵地でルドゴレツ(ブルガリア)と対戦し、2-2のドロー。毎熊は4バックの右SBで先発すると、1-0で迎えた前半19分に待望の加入後初ゴールとなる追加点を決めた。しかし、チームは後半15分に1失点目を喫すると、その3分後には2失点目。セットプレーで毎熊がマークしていたFWクワドオ・ドゥアーに決められた。 【写真】「可愛すぎ」「佐々木大樹のモノマネ?」乃木坂46五百城茉央さんがオフショット公開 上位8位が決勝トーナメントに進むなか、AZは2勝2敗1分で試合開始前の時点で暫定19位。33位に沈むルドゴレツから勝利するべく、敵地戦に赴いた。前半13分にはロングカウンターからFWルベン・ファン・ボメルがゴールを沈め、先制に成功した。 毎熊は積極的に高い位置に張る。前半18分にはPA右に入り込み、味方からロングボールが飛ぶと、相手DFとの競り合いからCKを得た。直後のCKでは相手にクリアされそうなところを毎熊が阻む。すると、そのまま前線で待ち構えていた毎熊にゴールが生まれる。 前半19分、右サイドから展開したAZはFWエルネスト・ポクがPA右に入り込み、グラウンダーのクロスを上げた。PA中央でフリーになっていた毎熊が左足ダイレクトで合わせ、ゴール左隅に決め切る。今夏の海外挑戦から待望の初ゴールで2-0と点差を広げた。 前半を2-0で折り返したAZだが、後半開始からの決定機を決められずにいると、ルドゴレツにペースを握られていく。 AZは後半15分に失点。セットプレーからMFイヴァイロ・チョチェフに頭で合わせられた。さらに3分後には2失点目で同点に追いつかれる。左サイドから再びFKを蹴られると、毎熊はドゥアーにマークをはがされてしまう。そのままドゥアーにヘディングシュートを決められ、2-2と試合を振り出しに戻された。 毎熊は後半43分に途中交代。試合はそのまま終了し、AZは2点リードを守り切れず2-2のドローとなった。