ヤクルト打線、ケイの前に沈黙8K…高津監督「つながりを欠いている状況が続いていますね」
(セ・リーグ、ヤクルト0-7DeNA、9回戦、DeNA5勝4敗、21日、神宮)燕党から、ため息が漏れた。ヤクルトは今季4度目の3連敗で、最下位に転落した。今季ワーストタイの借金5。5度目の零封負けを喫した打線の状況に、高津臣吾監督(55)の口調も厳しかった。 「つながらなくなってしまいましたね。いい投手に当たると、簡単に出塁するのも得点するのも難しいんでしょうけど、つながりを欠いている状況が続いていますね」 本拠地でいい姿を見せられていない。今季のチーム打率・241に対し、神宮でのチーム打率は・221とホームの利点を生かせず、7勝10敗2分け。指揮官も「意外と神宮でなかなか点数が取れないというか、打率も低い」と嘆いた。この日は今季3度目の対戦となったDeNA・ケイに対して、右打者を多く並べたが奏功せず。散発4安打に終わった。 「ホームなので、やっぱり勝ちたいですね」と高津監督。強力打線が奮起し、勝利する姿を、ファンは待っている。(赤尾裕希)