【MotoGP】マルケス、イタリアGPで久しぶりのQ2直接進出を決める。ただ「1周アタックでは十分じゃない」
MotoGP第7戦イタリアGPの初日に、マルク・マルケス(グレシーニ)は5番手タイムを記録した。予選Q2への直接進出を決定したが、まだまだ1発のアタックで改善が必要だと考えているようだ。 【リザルト】MotoGP第7戦イタリアGP プラクティス結果 マルケスはフランスGP、カタルニアGPとここ直近の2戦では初日のプラクティスでトップ10タイムを記録できず、予選をQ1からスタートしなくてはならない状況が続いてしまった。 しかしイタリアGPでマルケスはしっかりと初日に5番手タイムを記録。予選Q2への直接進出を決めており、直近2戦よりも良いレースウィークの始まりとなった。 「とても良い1日だったよ。ムジェロでドゥカティを走らせるのはとても楽しかった。ベーシックなセットアップで既に良かったんだ。ファステストラップを念頭に走っていたけど、出したタイムは僕としては良かった」 マルケスはそう語った。 「ドゥカティではムジェロでもかなり競争力を感じている。ただ、まだ難しさもある。他のコースよりもそれを感じているけど、競争力はあるね」 予選Q2へ直接進出したマルケスは、上位グリッドを獲得すればドゥカティでの初優勝に近づいていくだろう。直近2戦では中団スタートだったにもかかわらず、大きく追い上げて表彰台を獲得している以上、そう考えるのが妥当だ。 一方でマルケスは、まだ予選想定のアタックでは改善が必要だという認識を示した。 「まだ終わりじゃない。Q2でもスプリントでもなく、プラクティスに過ぎないからね。1周のラップタイムでは少し近づいたようにも思えるけど、十分じゃない」
Oriol Puigdemont