千賀滉大、1イニング15球で緊急降板も投球練習は継続「首脳陣はポストシーズンでの復帰をまだ諦めていない」と地元紙
◇27日(日本時間28日)MLB メッツ4―8ブルワーズ(ミルウォーキー) メッツは敵地のブルワーズ戦に敗れ、痛恨の2連敗。今季87勝71敗とし、4連勝のブレーブスとワイルドカード2位に並ばれた。ゲーム差なしでダイヤモンドバックス(88勝72敗)が追いすがり、ポストシーズン進出に向けた残り2つの椅子(ワイルドカード2、3位)を巡り、三つどもえの戦いが最後まで繰り広げられる。 メッツの千賀滉大投手(31)は21日に57日ぶりの実戦マウンドとなるマイナー戦で先発したが、右上腕筋の張りを訴えて1イニング15球で緊急降板。直球の平均球速148キロは、離脱前から約6キロダウン。メンドーサ監督は、期待されていた今季レギュラーシーズン中の復帰について「それは無理だろう」と否定していた。 だが、球団地元紙ニューヨーク・ポストはこの日、千賀が投球練習を継続していると報じ、「首脳陣はポストシーズンでの復帰をまだ諦めていない。千賀にとって次のステップはライブBP(実戦形式の打撃練習)での登板だが、現時点でそのスケジュールは決まっていない」とした。 その実現には、メッツが10月の舞台を踏むことが最低条件だ。今季残り4試合はまず既に中地区Vを決めているブルワーズと2試合を戦い、30日は直接のライバルであるブレーブスとのダブルヘッダーと死闘が待ち受ける。
中日スポーツ