ピナ・バウシュ版「春の祭典」が18年ぶり日本上演。「PHILIPS 836 887 DSY」など2つの日本初演も決定
ピナ・バウシュの最高傑作
2024年9月11日より、東京国際フォーラム ホールCにて、ピナ・バウシュ「春の祭典」と「PHILIPS 836 887 DSY」、ジェルメーヌ・アコニー「オマージュ・トゥ・ジ・アンセスターズ」の来日公演が決定した。パルコが主催・企画制作・招聘する。 ダンスと演劇の境界を取り払うことで生まれた舞踊演劇の巨星、ピナ・バウシュ(1940~2009)の伝説の代表作「春の祭典」(音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー)。本作は、豊穣を願うための生贄に選ばれた女性が踊り続ける様を鮮烈に描き出し、バウシュの最高傑作のひとつとして知られる。今回は本プロジェクトのために選ばれたアフリカ13ヶ国の精鋭ダンサー35名が初演の振付・演出をそのままに、作品に新たな息吹を吹き込む。 さらに今回の来日公演では、バウシュが生前、コレオグラファーとしての最初期に創作、自らが踊った貴重なソロ作品「PHILIPS 836 887 DSY」とともに後進ダンサーの育成にもあたるなど、バウシュと深い親交を持った”アフリカン・コンテンポラリーダンスの母”ジェルメーヌ・アコニー振付・出演「オマージュ・トゥ・ジ・アンセスターズ」も同時上演。この2作品は、いずれも日本初演となる。 総勢50名超の来日カンパニーによる珠玉のトリプル・ビル。コロナ禍の延期を経て迎える待望の来日公演は、東京のみの特別上演となる。
Art Beat News