鈴木誠也、日本人歴代5位のメジャー通算45発目 追撃11号3ランもカブス借金8
● カブス 4 - 6 フィリーズ ○ <現地時間7月2日 リグリー・フィールド> カブスの鈴木誠也外野手(29)が2日(日本時間3日)、本拠地でのフィリーズ戦に「4番・指名打者」でフル出場。5点を追う9回に11号3ランを放ち、日本人歴代単独5位となるメジャー通算45本塁打目をマークした。 配色濃厚の最終回に意地の一撃を放った。5点を追う9回裏、無死一、三塁の好機で5番手の右腕のルイーズと対戦。3ボール1ストライク後の真ん中付近に入った直球を振り抜くと、角度40度で高々と舞い上がった打球は速度104.9マイル(約169キロ)、飛距離384フィート(約117メートル)で左中間席に吸い込まれる追撃3ランとなった。 地元ファンの大声援を浴びながらダイヤモンドを一周。この一発でメジャー通算44本塁打で並んでいた井口資仁氏を抜き、日本人歴代単独5位に躍り出た。 初回の第1打席では中前打を放ち、4打数2安打3打点の活躍。しかし、鈴木の追撃弾も及ばずチームは連敗となり、借金は「8」に膨らんだ。
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