玉川徹氏 小倉智昭さんは「厚くて高い壁だった」 年内に食事予定も「まさかこんなに早く…」
元テレビ朝日社員の玉川徹氏(61)が12日、TOKYO FM「ラジオのタマカワ」(前11・30)で、9日に膀胱(ぼうこう)がんのため77歳で死去したキャスター小倉智昭さんを追悼した。 【写真あり】今年2月、自慢のホームシアターでくつろぐ小倉智昭さん 小倉さんが長らく総合司会を務めたフジテレビ「情報プレゼンター とくダネ!」と、玉川氏が出演のテレビ朝日「スーパーモーニング」「モーニングショー」は同時間帯の“ライバル”だった。 玉川氏は番組冒頭で訃報に触れ、「小倉さんは私にとって長年のライバルであり目標でした。全盛期の『とくダネ!』は本当に強い番組で真裏で番組を作っていた私には厚くて高い壁であり続けました。何とか小倉さんを超えたい、その一心で番組を作ってきたと言っても言い過ぎではありません。憧れでもありました」と小倉さんの存在の大きさに言及。「だから今年に入って羽鳥さんと菊間さんの仲立ちで知り合いになることができたのは本当にうれしかった」と“初対面”を振り返った。 元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏、フリーアナウンサーの羽鳥慎一とともに今年5月に食事をし、6月には「ラジオのタマカワ」に小倉さんがゲスト出演。7月には小倉さんの自宅を訪問した。「たった3回の機会だったけど私にとってはとても貴重で楽しい時間でした」と振り返り、「まだまだ聞きたいことがいっぱいあって。年内には2人で食事でもしながらゆっくりお話しをする予定だったんです。まさかこんなに早くお別れの日が来るなんて残念で仕方ありません」と悲しみを吐露した。 玉川氏は10月末に小倉さんとLINEでやり取り。「食事とか行きたいんですけど。お話ししたいんですけど」と連絡すると「いいよ。俺、暇だから」と快諾されたという。その後「いつにしますか?」とLINEを送ったが返事はなく、「そうしたらこんなことになっちゃって」。 そして「とくダネ!」のオープニング曲だったプリテンダーズの「Don't Get Me Wrong」を流し、小倉さんを悼んだ。