市役所の飲料自販機に紙おむつやお尻拭き 子育て世代応援へ飲料メーカーと協力〈宮城・名取市〉
仙台放送
宮城県名取市に珍しい自動販売機が登場しました。販売しているのは赤ちゃんの紙おむつやお尻拭きです。子育て世代を応援しようと、名取市が飲料メーカーと手を組んで設置しました。 名取市役所の中に設置された自動販売機。半分には通常のドリンク、もう半分にはベビー用品の写真が並んでいます。赤ちゃんの紙おむつやお尻拭きなどです。 名取市 山田司郎市長 「小さいお子さんがいるお父さん、お母さんが、この自販機があることで安心しておでかけできる、子育て支援につながれば」 子育て世代を応援しようと、大手飲料メーカーのダイドードリンコと名取市が協定を結んで設置しました。紙おむつが買える自動販売機は全国に約650台設置が進められていて、宮城県内では地下鉄仙台駅の構内や富谷市などに続き、5カ所目の設置です。 実際に購入した人 「お尻拭きを買いました。すぐなくなってしまって、出先でなくなることも多いので手軽に買えるとすごくいい」 名取市は早ければ年内にも、同じ自動販売機を新たに2カ所設置したいとしています。
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