PP獲得のノリス、優勝争いは”8人”で大混戦の可能性を予想「ミスを最小限にして良いレースにしないと」|F1スペインGP
F1第10戦スペインGPの予選は、マクラーレンのランド・ノリスがポールポジションを獲得した。彼は決勝レースに向けては、8人のドライバーによる優勝争いの可能性があると見ている。 【グリッド一覧】F1第10戦スペインGP スターティンググリッド ノリスは予選でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を0.02秒の僅差で下し、キャリア2度目のポールポジションを獲得。2列目にはメルセデス勢、3列目にはフェラーリ勢がそれぞれ並ぶ結果になった。 今回、ノリスは初日のフリー走行後の段階で、スペインGP決勝が再び複数チームによる優勝争いになると予想していた。そして予選を終えた今、ノリスは上位4チーム8人のドライバーに優勝チャンスがあるだろうと考えている。 「ワクワクしているよ」と、ノリスは予選後の会見で語った。 「ターン1までが長いから、ここはポールからスタートしたくない場所のひとつなんだ。でも僕らにとっては、レースで勝利するチャンスなんだ」 「ロングランはあまりやれていたわけじゃない。少しはやれたけど、僕らはいつものように接近していると思う」 「そして明日は『あのクルマか、もしくはあのクルマがずっと速い』なんてことにはならないと思っている。それからメルセデス、僕ら、レッドブルそしてフェラーリの8台が今日のポールを獲得できただろうと思っているし、明日のレースでは(この8台に)勝つチャンスがあると思っている」 「だからミスを最小限にすることが必要だ。今日と同じように、普段通り良いレースをすることだね」 2番グリッドに並んだフェルスタッペンは、予報されている夜間の雨が優勝争いに影響する可能性もあると考えている。 「明日はもちろん勝ちたいと思っている。当然ね」 フェルスタッペンはそう語る。 「まだちょっとだけロングランの純粋なペースという点で、僕らはみんな立ち位置が分かっていないと思う」 「そしてここ数戦のように超接戦になることも期待している」 「ここは気温も高いから、タイヤにはしっかり気を使う必要があると思う」 「夜中や朝に雨が降ってくる可能性もあるから、明日の路面状況は分からない。そういったことも全て影響を当然与えてくるだろう」
Alex Kalinauckas