今年の漢字は「金」3年ぶり5度目 京都・清水寺で発表 今年で30回目、年末の風物詩
日本漢字能力検定協会(本部・京都市)は12日、2024年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「金」に決まったと発表した。清水寺(京都市東山区)の森清範(せいはん)貫主(かんす、84)が巨大和紙に特大の筆で揮毫(きごう)した。 「金」が選ばれるのは今回で5回目。パリオリンピック(五厘)、パラリンピックでの金メダル獲得を表す「光の金(きん )」と、政治の裏金問題や金目当ての闇バイト強盗事件などの「影の金(かね)」という2つの面で注目が集まったため。 発表は年末の風物詩の1つで、今年で30回目。同協会が11月1日からウェブサイトなどで公募し、集計した。昨年は1位が「税」で2位が「暑」、3位「戦」と続いた。