ドルフィンズ、島根に競り負け今季6勝6敗 日本代表の渡辺雄太、富樫勇樹擁する千葉と次節で激突【B1】
◇6日 りそなB1リーグ第7節 名古屋D69―73島根(ドルフィンズアリーナ) 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)は、西地区の島根に69―73で競り負けた。前節の長崎戦に続く連勝はならなかった。この結果、今季成績は6勝6敗。一方の島根は9勝3敗。 名古屋Dは第1クオーター(Q)開始からミスも絡み、いきなり0―12と劣勢を強いられる。しかし、スコット・エサトンが立て続けにシュートを沈めて反撃ののろしを上げ、12―16と追い上げて終了。第2Qは残り7分50秒で、主将の中東泰斗が自らのスティールからシュートを決めて22―21と初めてリードを奪うと、ザイラン・チータムのアリウープなどもあり一時は32―29とした。しかし、ここから島根に畳みかけられ、3本連続で3点シュートを決められ、前半を34―42で折り返す。 第3Qも追う展開。中東の3点シュートなどで一時は4点差まで縮めたが、着実にシュートを沈める島根をとらえきれず、54―62で最終第4Qへ。大逆転を狙った4Qはいきなり中東の3点シュートで機先を制すると、続けてアイザイア・マーフィー、ザイラン・チータムが決めて1点差に。 上げ潮ムードで残り4分10秒、ついに司令塔の斎藤拓実の3点シュートで66―66。大接戦となった最終盤は残り13・4秒で68―71となり、フリースローで69―71と詰め寄ったが万事休す。終了間際にファウルから島根に与えたフリースローを決められて69―73で試合終了のブザーが鳴った。 名古屋Dは9日の次節、敵地で日本代表の渡辺雄太と富樫勇樹を擁する強豪の千葉と対戦する。
中日スポーツ