【チャンピオンズC GⅠ調教Special分析】ペプチドナイル叩いた上積み ウィルソンテソーロはフォーム豪快
増本 栗東坂路を単走で駆け抜けたガイアフォースが抜群に良く見えました。見守った杉山晴調教師が「4ハロン53秒くらいかな」というイメージだった中で51秒6。馬なりながらスピード感があり、以前よりもストライドが大きくなっていました。見た目よりも時計が速いということは、何よりの好調の証しでしょう。 山口大 俺からはペプチドナイル。追い切りは、栗東坂路で併走馬に遅れたけど、フットワークは力強く、手応えにも余裕があってのもの。中間は順調そのもので、陣営はトモ(後肢)の良化を強調していた。しかも、前走後にさらに良くなっているみたいやで。叩いた上積みも大きそうで、レモンポップとの差は詰まりそうや。 綿越 美浦からはウィルソンテソーロです。一番のポイントは24日の坂路4ハロン52秒8-12秒6。これは小手川厩舎に転厩した後(デビュー時は高木厩舎、昨年の名古屋城Sまでは田中博厩舎)では最速の時計です。 増本 前走から中3週やけど、それだけ強い負荷をかけてきたということは体調がいいからこそやろうな。 綿越 1週前もWコースで5ハロン66秒台と速い時計を出し、フォームも実にダイナミック。小手川調教師は「JBCクラシックの疲れはないと感じたので、週末にしっかりと負荷をかけられた」と。昨年2着以上の走りが見られそうです。