普通のTシャツで太って見えるワケ。「たった一つのこと」で驚くほど痩せ見えできる!<漫画>
サイズ、素材選びで体のシルエットは作れる
――服で、体のラインを作るためのコツを教えてください。 おかだ:服を買うとき、生地の素材選びを意識してみてください。生地に少し厚みがあって、張りがあるものを選ぶといいですね。また光沢がある素材は、光の屈折で体の丸みが軽減して見えるのでおすすめです。 あと、ニット系は体にピタッと張り付きにくく服と体の間に空洞ができやすいので、暑い時期は糸が綿でできたサマーニットを取り入れてみると、かなり印象が変わると思います。 ――逆に、注意するべき素材はありますか? おかだ:薄手の綿や、綿タッチ(2種類のポリエステル系からできているストレッチ素材)の服は、どんなにサイズを大きめにしても、物を取ろうとして屈んだりするとお肉の段や体のラインが出やすいです。例えば、夏物の薄手の綿のワンピースは見た目は涼しげですが、体に生地が引っ付きやすく、お肉の膨らみが分かってしまいます。 ――他にも、服を買うときのポイントはありますか? おかだ:できるだけ、買う前に試着をすることです。忙しいママさんたちが、オンラインで買い物を済ませたくなる気持ちはわかります。アパレルショップで働いていたこともあるのでわかりますが、子連れで試着室に入るなんて地獄ですよね。でも、無理のない範囲で試着はしていただいたほうがいいと思います。 鏡と相談しながら、「確かに、1つ上のサイズのほうがスッキリして見えるな」と実感していただくことで、着痩せコーデのコツを早く習得できると思います。なぜかというと、サイズ表示が「フリーサイズ」でも、実際には3Lくらいの大きさの服が沢山あるので、着てみないとどんな感じになるかわからないことが多いからです。 「この部分の幅がこれくらいあれば、私はスッキリ見える」という感覚を掴むことができると、「私はXLじゃないとダメ」ではなく、フリーサイズやMサイズの服の中からも、自分に合うものを選ぶことができるようになります。