9日~10日 日本海側は夜間に大雪ピークも 大雪と暴風雪の警戒期間
大雪、吹雪、低温に備えて
今回は広範囲で雪や風が強まる恐れがあります。大雪、吹雪、低温となった際、以下のようなリスクがあります。 (1)停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生) 停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。 (2)水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性) 事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。 (3)商品の品薄(交通網のマヒによる物流遅延により発生する可能性) 事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。 既に大雪による影響が出始めている所もありますが、これから大雪が予想される地域では少しでも早めに対策を取って、しっかり備えておきましょう。
日本気象協会 本社 木村 雅洋