【ボートレース】辻栄蔵が貫録の新春逃げ切りV「1枠じゃなかったら勝てなかった」/宮島
<宮島ボート>◇最終日◇5日 辻栄蔵(49=広島)がインから逃げ切り、昨年11月蒲郡以来、今年初、通算86度目の優勝を飾った。宮島ではG1を含む20度目。2着は大上卓人、3着は山口剛が入った。 進入は枠なり3対3。辻はインから6番手スタートだったが、伸び返して逃げ切った。節間10戦7勝オール3連対で、シリーズリーダーの貫禄を示した。「逃げられて良かった。危なかった」と、ほっとした表情を見せた。駆る35号機は「伸びに関しては良かった。ターン回りがへばりすぎ。1枠じゃなかったら勝てなかった」と、冷や汗ものの勝利を振り返った。新年開幕戦を制して「1等は1等。ドキドキした」。大上に追い回されたが、ベテランのさばきは健在だ。「(今期)まだ始まって3節目でフライングしてる。無事に事故なく、けがなく、結果が付いて来ればいいかな」と今年の抱負を語った。 次走は1月11日から16日までの下関G1周年記念。