「まだ自分の目標に達していない」 松山英樹の開幕戦優勝会見
◇米国男子◇ザ・セントリー 最終日(5日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7596yd(パー73) 【画像】コリンくんとの一騎打ちでした 2025年開幕戦でツアー通算11勝目を挙げた松山英樹がPGAツアーの公式優勝会見に臨み、戦いを振り返った。一問一答は以下の通り。 ―ハワイで通算11勝目 (2023年8月の)火事があった時にこのコースでプレーできるのか分からなかったですけど、無事に去年もプレーできて、ここでいつか勝ちたいと思っていた。すごくうれしいなと思いましたし、ハワイで2つとも勝ちたいと思っていたので達成できてうれしい。 ―最後のバーディが入ったら、ツアー記録というのは知っていた? 通算34アンダー、35アンダーだと分かっていなかったけど、35だと記録だろうなと思って。でも「そういうことを考えていたら入らないだろうな」と思って打ったら、入った。 ―コリン・モリカワとのプレーは すごいスコアが伸びていたので、すごいなと思いながら見ていて。 自分も淡々と。最後までそんなに気合が入らずできたので、そこが良かったかなと思います ―アジアで最多勝、マスターズも勝って、今の目標は? まだ自分の目標には達していない。ここで話すことではないですけど、自分の中のゴールがある。 ―10カ月で3勝 まあ9月から12月はあまりゴルフをやっていないので。空いてしまっているので、勝っている感覚も1回なくなっている。 ―3番セカンド、5番のチップについて長く話して 3番はすごくいいポジション、105ydくらいから良いショットが打てて。チャンスについたなと思ったら入ったので、歓声で分かったので、うれしかった。5番はコリンがもうグリーンに乗っていたので、バーディかイーグルだと思った。2打リードしているといってもここでバーディを獲らないと流れを切ってしまうところで、アゲンストかフォローか分からず難しかったですけど、良いタッチが出せたと思います。 ―きのう「62」、その後も練習していた ショットのフィーリングがあまり良くなかった。その中でフェアウェイを捉えられたりウェッジの100yd前後が良くてバーディが獲れましたけど、ティショットの修正をやろうとしていた。 ―きょう緊迫した場面は? 7番のセカンドをミスした時は、やってしまったなって。きのうの17もそうですけど、やってしまったなっていうのがあった。まあ、パーを取りに行ったらダブルボギーが見えていたので、良い感じにパーパットが4、5mで打てればという楽な気持ちでプレーはしていた。 ―今季1勝目を開幕戦でというのは? 勝つ、勝たないはすごく大きいので勝てて良かった。 ―ショットについては ティショットが来週と今週は違うので、どういうコースの状態がどうか分からないですけど、合わせられるようにしたいなと思います。