同僚には秘密!開発担当が自社製品を匿名レビュー、コレってセーフ?アウト?【マンガで学ぶステマ規制】
実際は広告なのに一般消費者には広告ではないように見える表示「ステルスマーケティング」については、ファッション&ビューティ企業も正しく理解し、対策を講じることが必要です。そこで「WWDJAPAN」は、企業のSNSやインフルエンサー・マーケティングを担うLIDDELL(リデル)に協力を依頼して毎週、業界あるあるな「ステマかも!?」クイズを出題。ステマ規制に該当するポイントを明らかにしながら、講じるべき対策を伝授します。
ケーススタディ18 今回の事業者 人気ゲームメーカー 投稿者 会社の商品開発担当者
人気ゲームメーカーの商品開発担当は、もともとこのメーカーの熱狂的ファンです。動画共有サービスで匿名アカウントでゲームレビューを続けるうちに、多くのフォロワー数を持つ有名人になりました。商品開発の職を得た現在も、正体は隠したまま自社メーカーのプレー動画を投稿しています。社内の人は、Aの活動を知りません。 これは、ステマ?それともセーフ?
ステマに該当します。
組織の取り組みではないものの、自身が開発に関わっているため、宣伝や販売促進を担当していると見なされます。
そのメーカーの社員であるとアカウントのプロフィールに記載するか、投稿内で言及する必要があります。
※状況や前後関係、関係性において判断が異なります。
室木おすし/イラストレーター・漫画家 プロフィール
(むろき・おすし)建築家という響きに憧れ建築の大学に入学するも、直線がうまく引けないため挫折。卒業後、渋谷アートスクールに入学。24歳の時、フリーのイラストレーターに。3児の父で、著書に「貴重な棒を持つネコ」「君たちが子供であるのと同じく」「悲しみゴリラ川柳」がある。オモコロライターとしても活躍
LIDDELL
COMPANY PROFILE:SNS・インフルエンサーマーケティングのパイオニアとして、インフルエンサー3.5万人と共に、7000社を超える企業との取引実績を誇り、多くのSNSトレンドを創出。「個人の影響力を、人々の未来のために。」をミッションとして掲げ、企業と個人が対等に取引できる社会の実現を目指す