お茶しながらカジュアルに“死”を語り“生きる”を考える デス活ワークショップ、鎌倉で開催
お菓子を食べながらカジュアルに“死”について語り、“生きる”ことを考える「デス活」のワークショップが、10月25日(金)にかまくら駅前蔵書室(神奈川県鎌倉市)で開催される。18時~20時。 主宰者で公認心理師の吉田英史さんは、誰しも必ず訪れる「死」について自分の言葉で語り他の人の考えに触れよりよく生きる(活動できる)ようにとの願いから、「デス活」をスタートした。さまざまな角度から死についてのテーマを出して対話する場を提供する。今までのテーマ例は、「死とはどのようなイメージですか?」「忘れられない身近な人の死」「死ぬ前に誰にどんな言葉を残したいですか?」「自分の命を誰の命とでしたら引き替えられますか?」「今まで死にたいと頭をよぎった経験はありますか?」「命は誰のもの?」などのほか、多岐にわたる。今回は、「自殺の是非について」をテーマに、参加者に自由に語ってもらう。問い合わせ・参加希望は吉田さんの電話:070-6648-3039、メール:deathkatsu4@gmail.comまで。 吉田さんは、公認心理師として地域や学校等の公的機関で対話する場をつくる活動に従事。その一方で「感涙療法士」という資格を作り、「なみだ先生」という名称で意識的に泣いてストレス解消する活動「涙活(るいかつ)」を提唱し、各地でワークショップや講演を実施している。その中で、身近な人を亡くして悲嘆に暮れたり喪失感に苦しんだりしている人たちが、自分の喪失体験やそれに端を発した死についての話をする中で、すがすがしい表情になっていく様子に何度も出会ってきた。「人は死について語る場を欲しているのでは」と思うようになり、デス活をスタートしたという。