地域密着型スーパーの大晦日に…賑わう神社で年明けの瞬間!愛媛の年末年始ドキュメント
南海放送
大晦日のスーパーに…元日の神社。多くの人で賑わうスポットで年末年始、愛媛県内の動きを調査しました。
大晦日。この日、ウォッチさせて頂くのは松山市桑原に店を構える「一里木マルシェ」。「一里木マルシェ」は1976年に「奥村ストアー」として創業。新鮮でお値打ち価格の商品を求めて連日、たくさんのお客さんが訪れる地域密着型のスーパーです。2年前に、「一里木マルシェ」としてリニューアルしました。 一里木マルシェ 奥村将巴店主: 「柑橘とお魚の2強で、いいものをお客さんに伝え続ける」
大晦日の午前8時。今年最後の営業を前に、9時の開店に向け着々と準備が進められていました。 総菜コーナーのキッチンでは…店内でつく、まさにつきたてのお餅を販売するため、スタッフが一つ一つ餅をこねていました。この日は一日で、およそ10升分のおもちを作るんだそうです!総菜コーナーを見てみると、黒豆にアワビなどが入った手作りおせちも!年の瀬、大晦日ならではの光景です。
ここで9時の営業前に早くもお客さんが。一里木マルシェでは準備の段階からお客さんが自然と店内に入り、買い物をスタート。アットホームなお店というのが伝わりますね。
さきほど入店した男性。市内で飲食店を営んでいて、鮮魚コーナーへ。カンパチや鯛などを購入です。 飲食店男性: 「毎日もう30何年の付き合いです。魚は良いし地元の人のことを一番考えている」
「おさかな屋さん蛭子丸」。現役の漁師であり、魚を〆る神経締めの達人、藤本純一さん。ミシュラン獲得のお店など、全国各地の有名店からも注文が来るという人気漁師が、一里木マルシェ内に店をオープン。青果がメインだった「おくむらストアー」が一里木マルシェにリニューアルし、店の人気をさらに加速させたのがこの鮮魚コーナーです。
おさかな屋さん蛭子丸 藤本純一さん: 「魚ここでしか買えんなと言いながら買ってくれる人が結構な数いるので嬉しい限り。当日朝〆たものを使って売り切って次の日また新しくというように、良いものを置いて喜んでもらってなおかつ売り上げを立てるというのが(理想)」