マンCで学んだ5年は無駄ではなかった アメリカへ戻ったGKが目指す代表No.1GKへの道「成長を促してくれたクラブに感謝している」
マンCでは出番がほとんどなかったが……
マンチェスター・シティで学んだ5年間をどう活かしていくのか。今年母国アメリカへ戻り、アメリカ代表守護神の座を確保しようと奮闘しているのがコロラド・ラピッズGKザック・ステッフェンだ。 ステッフェンは2019年にマンCと契約したが、チームには絶対的守護神エデルソン・モラレスがいる。ステッフェンはサブGKとしての日々を過ごすことになり、マンCでは通算21試合にしか出場していない。 今冬には出番を求めてアメリカのコロラド・ラピッズと契約したが、ステッフェンはマンCでの日々が無駄ではなかったと振り返る。 「シティは素晴らしいチームだった。在籍期間こそ短かったけど、多くのことを学んだ。成長を促してくれたクラブに感謝している。シティでの僕はスポンジのように全てを吸収しようとしていた。エデルソンがやることを吸収しようと、鷹のように彼を見ていたよ。彼は本当に素晴らしいGKだ。彼をサポートしつつ、成長しようと考えていた」(『Manchester Evening News』より)。 コロラド・ラピッズでは守護神となったが、10月末より行われているMLSカップ・プレイオフではロサンゼルス・ギャラクシーに第1戦が0-5、第2戦は1-4のスコアで敗れてしまい、チームとしては苦い終わりとなった。 しかし、ステッフェンにとって出番を確保したままシーズンを過ごすことができたのは収穫だろう。アメリカ代表には指揮官マウリシオ・ポチェッティーノが就任しているが、このまま2026ワールドカップへ何とかアピールしていきたいところだ。
構成/ザ・ワールド編集部
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