ウクライナの動物園に食料支援、ドイツなどから合計18トンの乾燥飼料
ロシアによる侵攻が続くウクライナのキーウ動物園に12月18日、動物たちのための食料支援がドイツとオーストリアから届いた。寄付されたのは、計18トンの特別な乾燥食品。園長によると、国内の乾燥食品メーカーは戦争で破壊されたか、戦闘が続いている地域に位置しており、供給を受けるのが困難だという。 ロシアによる侵攻が続く、ウクライナのキーウ動物園。 クリスマスを間近に控えた12月18日、動物たちのための食料支援がドイツとオーストリアから届いた。 寄付されたのは、計18トンの乾燥飼料。園長によると、国内の乾燥飼料メーカーは戦闘で破壊されたか、戦闘が続く地域に位置しており供給を受けるのが困難だという。 キーウ動物園のキリロ・トランティン園長 「ウクライナには粒状の乾燥飼料がない。メーカーが破壊されたか、戦闘が続く地域にあるためで、国内で飼料を見つけることは不可能だ。 なぜ乾燥飼料が必要かというと空襲警報が発令された時や、停電中に動物に与えることができるからだ。 停電時は、まきストーブを使用する。 まず、サルと鳥に餌を与える必要があり、有蹄(ゆうてい)類や肉食動物には乾いた草と肉を与えている」(ナレーションなし)