アーセナルはA・アーノルドをどう抑える? 天王山勝利への鍵を握るのは偽SBへの対応か
ハフェルツの守備が重要
プレミアリーグ第18節の注目カードであるリヴァプールとアーセナルの一戦。首位攻防戦は両チームにとって天王山となる。 特にアーセナルは2012年以降、リーグ戦では勝てていないアンフィールドでの戦いということもあり、20年ぶりのタイトル獲得に向け超えなければならない試練を迎えている。 そんななか、英『Daily Mail』は攻撃時のリヴァプールDFトレント・アレクサンダー・アーノルドをアーセナルがどのように抑えるかが試合の鍵を握ると伝えている。DFジョー・ゴメスが右SBに入ってアーノルドがスタートから中盤の可能性もあるが、いつも通りであれば、アーノルドが右SBに入り攻撃時に偽SBとして中に入ってプレイすることが考えられる。 そのため、左のIHとして出場する可能性の高いMFカイ・ハフェルツの守備がこの試合の重要なポイントの1つであると語っている。 「A・アーノルドはアーセナル戦でプレミアリーグの他のどの相手よりも多い6アシストを記録している。またそのほとんどはワイドエリアからのアシストだった。現在は中央でプレイしており、さらに大きなダメージを与えている。自分のビジョンを持った選手に時間とスペースを許すことはできない」 「A・アーノルドがハフェルツのサイドから中に入るときは、彼をシャットダウンする必要がある。リヴァプールは中盤に多くの人を配置するのが好きで、ライスは才能があるとはいえ、サリバとガブリエウのカバーをしながら全員を見ることはできない」 ハフェルツやMFマルティン・ウーデゴーの後ろにはMFデクラン・ライスという守備能力が高くカバーリング能力の高い選手が控えているが、スター選手揃いのリヴァプールの攻撃陣を1人でカバーすることはできない。そのためハフェルツはもちろん、ウーデゴーもリヴァプールの中盤をシャットアウトする必要がある。 サイドからは正確なクロスを上げることができ、中盤からは正確なスルーパスやミドルシュートを持っているアーノルド。同選手に仕事をさせないことがアーセナルにとって重要になってくるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部