74秒KO負けの皇帝ヒョードルが現役続行を宣言し再戦を希望!
米国の専門サイトの「MMAファイティング・ドット・コム」によると、ヒョードルは、この試合を含めて、ベラトールと2試合の契約を結んでおり、さらにヒョードルが希望すれば、プラス1試合が戦える契約がオプションとしてつけられているという。ヒョードルは、今年の初めにベラトールでの戦いを最後に引退する決意を口にしている。 ヒョードルは、それを踏まえた上で会見で「再戦をしたい」と、ミトリオンとの再戦を要求した。 ミトリオンは、元アメフットの選手で、UFCでは13戦を戦い8勝5敗の戦績を残していたファイターだが、彼も試合後、「ヒョードルに再びチャンスを与えてやってくれ」とマイクパフォーマンスをしていた。 再戦はすぐにでもセッティングされそうだが、その一方で、メインカードで4年ぶりの復帰戦となった元PRIDEミドル級王者、ヴァンダレイ・シウバ(40、ブラジル)をグラウンドで圧倒して3-0の判定で下した元UFCのランカー、チェール・ソネン(40、米国)が、ヒョードルとの一戦を求める場面もあった。 そのソネンのアピールについてもヒョードルは会見で聞かれたが「体重が違いすぎる」と乗り気ではなかった。確かにライトヘビーで戦うソネンは、102キロ、ヒョードルは118キロで体重差がある。それでもソネンは「ラストエンペラー」と戦うためには、例え不利であっても体重を上げるつもりだという。