誹謗中傷に傷つけられるな! 元自衛官のぱやぱやくんが教える、傷つけてくる人が隠している意図の見分け方 元幹部自衛官が教える人間関係のサバイバル術
こうしたことを経験した私が、もっと効果的と考える悪口や誹謗中傷への対応法があります。 それは、まずは様子を見つつ、相手の行動がエスカレートしたところで「出るところに出る」という方法です。結局のところ、これがベターではないかと思っています。 もちろん、誹謗中傷に関しては、それを行っている側に非があります。しかし、人生の時間には、限りがあります。 それらの悪口や誹謗中傷に対応するにも、それなりのストレスと時間、そしてお金がかかります。 そのように考えると、「悪口を言われたから戦う」という戦術は、あまり賢いとは言えませんよね。 さらに言えば、先ほどの弁護士の言葉のように、別のトラブルに発展する可能性もありえます。 そうした理由からも、まずは反応せずに様子を見つつ、「これ以上は我慢できない!」と思った瞬間に行動に出るのが良いでしょう。 私の経験を踏まえると、あなたの悪口を言っている人たちは、たいてい、あなたではない別の人たちに対しても悪口を言っています。 つまり、今のあなたが標的にされているのは、「たまたま、あなたが目についただけ」という、ちょっとした理由であることも往々にしてあり得ます。 このような場合、あなたに対して、たいしてネガティブな感情があるわけではないので、無視をしていると攻撃が止むケースが多いのです。 (ぱやぱやくん) ぱやぱやくん/防衛大学校卒の元陸上自衛官。退職後は会社員を経て、現在はエッセイストとして活躍中。名前の由来は、自衛隊時代に教官からよく言われた「お前らはいつもぱやぱやして!」という叱咤激励に由来する。著書に『飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る』(育鵬社)、『陸上自衛隊ますらお日記』『今日も小原台で叫んでいます 残されたジャングル、防衛大学校』(以上、KADOKAWA)など。
ぱやぱやくん
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