「体が許すまで投げ続けたい」42歳の上野由岐子 ソフトボールW杯でMVP獲得
◇WBSC女子ソフトボールワールドカップ優勝決定戦 日本6-1アメリカ(日本時間21日、イタリア・カスティオンス・ディ・ストラーダ) 【画像】東京五輪で金メダルを獲得し掲げるソフトボールの上野由岐子投手 ソフトボール日本代表がアメリカを下し、2014年以来10年ぶりに世界一を勝ち取りました。大会MVPには上野由岐子投手が選ばれました。 後藤希友投手が先発登板。初回に先制されるも、2回に2点奪い逆転に成功。さらに4回に4得点を追加しリードを広げます。5回から東京五輪でチームを日本一に導いた上野投手がマウンドに上がると、3回を無安打無失点でアメリカ打線を封じ、見事勝利を手にしました。 大会の閉会式ではベストナインが発表。日本からは切石結女選手、下山絵理選手、石川恭子選手、塚本蛍選手が選出。 さらに大会MVPには上野投手が選ばれました。上野投手は「I'm very happy」と喜びを世界中に伝えると、「この年齢(42歳)まで投げられるとは思っていませんでしたが、体調も良く、体が許すまで投げ続けたいと思っています」とコメントしました。 2028年のロサンゼルス五輪に追加されたソフトボール。日本は2008年の北京五輪、2021年の東京五輪の金メダルに続き3連覇出来るか。日本のさらなる躍進に期待がかかります。