有村架純「台本大量流出」騒動で注目される「俳優たちの処分方法」と「転売実態」
女優の有村架純(31)が出演した作品の台本が大量に流出したことが発覚し、世間を騒がせている。 【写真】台本は「すぐ捨てる」というクール系女優はこちら オークションサイトに出品されていたのは、有村本人が使用していたもので、ブレークのきっかけとなった2013年の連続テレビ小説「あまちゃん」(NHK)や女優デビューとなった10年のドラマ「ハガネの女」(テレビ朝日系)など約250冊。それが計51万円で取引されていたという。 「台本」は本来、出演者や制作スタッフ以外への譲渡・貸与が禁止されているいわば「機密資料」。有村自身の手書きのメモやサインが含まれていた可能性もあり、所属事務所の「フラーム」は、「台本につきましては、本人の実家で保管しておりましたが、保管スペース確保のため業者の方に機密書類として廃棄を依頼いたしました。その際に一部が転売されていたことは確認できております。思わぬ出来事に本人も胸を痛め、弊社としても困惑している状況です」との声明を発表している。 今回の騒動についてSNS上では、 <台本の焼却を頼まれた人が勝手に売ったのが悪いんだけど、有村さん、「あまちゃん」の台本まで捨てちゃうんだという驚きがあったのも事実> <撮影が終わった後の台本は専用のオークションを開催して、その収益をチャリティーに回せば全て問題が解決するのでは> など、さまざまな意見が寄せられている。 台本は単なる道具ではなく、役作りの過程で生まれる“思い出”という側面もあり、俳優からすれば処分することには少なからず心理的抵抗があるはず。とはいえ、キャリアを重ねて出演作品も増えてくると、かさばって保管するのも一苦労になってくる“厄介なアイテム”でもある。そのため、有村の流出騒動を受け、俳優たちが台本をどのように処分しているのか気になった人も多いだろう。 19年の映画「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」公開記念舞台あいさつで、「僕は映画に100本以上関わってきたのですが、大体、クランクアップの日には台本を破り捨てる」と、“大胆なルーティン”を明かしていたのは、俳優の松重豊だ。 「保管しておくと転売など悪用されるリスクがあるからというのがその理由でした。ただ、同作には愛着があったようで『棺桶に入れてもらおうかなと思っています』と語り、会場を笑わせていました」(スポーツ紙記者)