有村架純「台本大量流出」騒動で注目される「俳優たちの処分方法」と「転売実態」
■北川景子はすぐシュレッダーに放り込む 同じく、「すぐに捨てる派」なのが、女優の北川景子。暴露したのは夫のDAIGOだった。 「19年1月放送の『ザ!世界仰天ニュース』にて、自身の“仰天ニュース”として妻の『シュレッダー事件』をネタにしていました。DAIGOによると、北川はドラマの収録が終わるとすぐに台本をシュレッダーへガンガン放り込んでいるそう。そればかりか、『私に過去はいらない!』と言って、2人の昔の写真までシュレッダーにかけていたといいます。北川にとって台本の処分は、終わった仕事に執着せず、切り替えて次の仕事に集中するための“儀式”のようなものなのでしょう」(芸能記者) 反対に、ベテラン俳優の高橋英樹は「保存派」だ。21年のブログにて保管してある約2000冊の台本を公開したことがある。 「このきっかけは、高橋が週刊誌に『今までの俳優業の思い出の品なども全て処分し、俳優業を退く』という記事を書かれたことに猛反論したことです。自宅の書庫で保管されている台本を14枚の“証拠画像”として公開し、『家の中は断捨離しても俳優の血は捨てません!!!』と思いをつづっていました」(同) 俳優たちはそれぞれの価値観や方法で処理しているようだが、一方で世の中には作品や監督・出演者に対する愛が深すぎるゆえの“台本コレクター”も存在し、オークションサイトや古書店では古くから「お宝アイテム」として取引されてきた。実際、有名オークションサイトを見ると、1カ月の間に数十件のドラマ台本が落札されており、平均価格は約5000円。中には7万円という高額で取引されたものもあったようだ。 「高値が付くのは、抽選プレゼントなどで流れてきた出演者のサイン入り台本。他には昭和の特撮や『ガンダム』『ジブリ』のアニメ台本も人気があります。また、有村のケースのように、俳優や声優が実際に使用したものは当然、高価買い取りの対象となる。超有名番組の第1話や最終話もプレミアがつきやすく、『笑っていいとも!』の最終回の台本などはかなりいい値段で取引されているようです」(サブカルライター) 有村が「台本を捨てた」ことにショックを受けたファンもいたようだが、10年以上も保管していたことから、作品への愛情はずっと変わっていなかったのではないだろうか。 (泉康一)
泉康一