大分県内のインフルエンザ患者数、前週比1.26倍の6081人 過去最多を更新
大分県が8日に発表した季節性インフルエンザの感染状況によると、県内58の定点医療機関から報告のあった昨年12月23~29日の患者数は前週比1・26倍の6081人で、過去最多を更新した。1医療機関当たりの患者数は104・84人に達した。 県健康政策・感染症対策課は「感染の拡大が続いている」と注意を呼びかけている。年末年始の休みを挟んだため、最新の12月30日~1月5日分は10日に発表する。 インフルの患者数は昨年12月9~15日に「警報」発表基準の1医療機関当たり30人を突破。翌週の16~22日には82・64人に急増し、県が調査を始めた1999年以降で最多となっていた。 同課は「新学期も始まったので、改めて一人一人が手洗いや必要に応じたマスクの着用、適度な換気といった基本的な対策をしてほしい」と話した。