ダルビッシュ、ドジャースとの決戦「段違いに落ち着いている」…泰然自若の38歳、大役は「自分しか先発がいないから」
ドジャースとの地区シリーズ第5戦に先発するダルビッシュ有投手は10日、敵地で会見し、「落ち着いている。メンタル面は今までとは段違いに落ち着いている」と口にした。 ◆ダルビッシュ絶叫、ドジャースに勝利し天を見上げ雄たけび【写真】 第2戦では敵地で7回1失点の快投を見せてチームを勝利に導いた。大谷翔平は変化球を低めに集め、投球のテンポを変えながら巧みに仕留めて封じた。相手の強力打線に今度はどんなプランを立てるのか。「打者の反応を見ながら。試合が始まってから色々考えていくのが自分のやり方」と語った。 ポストシーズンは6度目の出場。コロナ禍の2020年を除けば、今年は最もシーズンの登板数が少ない。今年は怪我や個人的な家族の事情で「制限リスト」に入り、3カ月離脱した。それだけに「この時期、色々あちこち痛いところがあるが、そういうのもすごく少ない」。万全の状態でマウンドに上がる。 勝てば、リーグ優勝決定シリーズへ。負ければ今季が終わる、決戦だが、38歳のダルビッシュは「自分しか先発がいないので明日のマウンドに立つわけですけど」と笑わせ、「結果的にパドレスが勝つような投球ができればいい」と意欲を示した。
中日スポーツ