小川、正真正銘の先制点 得意のヘッド、追加点も
ボールを握りながらなかなかネットを揺らせない嫌な雰囲気を、小川が吹き払った。W杯最終予選初先発だったインドネシア戦は最前線に詰めてオウンゴールを誘ったが、今回は正真正銘の自身の先制ゴール。「苦しい時間帯が続いたので先制点が鍵になると思っていた」と振り返った。 得意のヘディングで、中国サポーターを沈黙させた。前半40分に差しかかる時間帯、久保の左CKをきれいに頭で合わせて均衡を破った。 さらに後半には自身2点目。ハーフタイムに意思疎通を図ったという伊東の右クロスを再び頭できっちりとたたき「(伊東)純也くんが持った時は必ずいいボールが上がってくると信じているので」と笑顔を見せた。