冬の道路の安全祈り、除雪車の出陣式 西日本高速道路
西日本高速道路(ネクスコ西日本)関西支社は6日、京都府福知山市長田野町の福知山高速道路事務所で、雪氷対策期間中の安全祈願祭をした。関係者約50人が参加し、高速道路での冬場作業の無事故を祈るとともに、利用者の安全確保に一丸となって取り組む決意を新たにした。 同事務所では、舞鶴若狭自動車道の三田西IC(インターチェンジ)~小浜IC間の約120キロを管轄する。今季は20日から来年4月5日までの137日間で、除雪車やロータリー車など約30台を配備。凍結防止剤の散布や除雪作業などを、関係機関と連携して実施する。 安全祈願祭で、関西支社の安達雅人支社長があいさつし、「今季の降雪量は、平年並みか多いとされているが、昨今の気象急変や集中的な降雪の可能性もあることから、予断を許さないと考えている。関係者が一丸となって、雪氷対策をお願いしたい」と伝えた。 このあと神事があり、神職が作業員や車両の無事を祈願。引き続き出陣セレモニーとして、安全確認をした除雪車など3台が出席者に見送られながら出発した。 昨季の作業実績は57日間。大雪の影響により、1月24日~25日には春日IC~小浜IC間が通行止めになった。