“猛烈残暑”が紅葉にも影…平年より遅め? 読みづらい見頃、観光のコツは「情報戦で一気に日帰り」【#みんなのギモン】
■アナリストに聞く…紅葉狩りのコツ
富田解説委員 「航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんに、今年の紅葉観光のコツを聞いてみました。『情報戦!紅葉ピークの情報を得たら一気に日帰りで』ということです」 「というのも、今年の天候では全国の紅葉の見頃がいつ訪れるのか読みづらい。すると、紅葉の見頃を予想してかなり前に高級な宿を予約しても、外してしまう可能性があるということです」 富田解説委員 「そのため、『紅葉を見よう』と思った時がタイミングで、いまどこが見頃か調べて日帰りで一気に行ってみるのも今年のコツだといいます」 「鳥海さんの関東のお勧めスポットは栃木・日光市の中禅寺湖です。湖も含めて雄大な景色を楽しめ、都心から日帰りでも行ける場所ということでお勧めだそうです」 森アナウンサー 「紅葉を見に行くときは、インスタグラムのハッシュタグで場所の名前を入れると最近撮影した写真がガンガン上がってくるので、いまだいたいどのくらいの色づきか分かるんですよ。これで見てみると最新情報が分かると思いますよ」
■天気別…「映え写真」の撮り方
富田解説委員 「せっかく紅葉を見に行ったら、いい写真を残したいですよね。気象情報サイトのウェザーニュースが、SNS映えする写真の撮り方を紹介しています。スマホでも使えます」 「晴れた日は、背景は青空でコントラストを強めにします。逆光で光を透かすと、色がきれいに見えるのでお勧めです」 「曇りの日は、空は暗いので写さず、葉っぱのアップにします。日差しの反射も少ないので、水面に映る紅葉をいわゆる水鏡できれいに撮影するチャンスだといいます」 「雨の日は和の風景が似合います。日本庭園でしずくと一緒に写すなどすると、映えるということです」 斎藤キャスター 「僕は(アップで)寄った写真が好きですね」 鈴江アナウンサー 「斎藤さんの裏技はありますか?」 斎藤キャスター 「スマホではなく、一眼レフカメラのマクロレンズで葉脈などを撮ります」 鈴江アナウンサー 「(色づくのが)待ち遠しいですし、10月も楽しめる場所があるということで、しっかり調べて行きたいと思いました」 富田解説委員 「今年の夏休みは猛暑でなかなか出歩けなかった人も多いと思いますが、ちょっと遅めの紅葉観光が待ち遠しいですよね」 (2024年10月7日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
【みんなのギモン】 身の回りの「怒り」や「ギモン」「不正」や「不祥事」。寄せられた情報などをもとに、日本テレビ報道局が「みんなのギモン」に応えるべく調査・取材してお伝えします。(日テレ調査報道プロジェクト)