“猛烈残暑”が紅葉にも影…平年より遅め? 読みづらい見頃、観光のコツは「情報戦で一気に日帰り」【#みんなのギモン】
■斎藤さんが推す昭和記念公園と妙義山
富田解説委員 「斎藤さんは写真を撮るということで、お勧めのスポットもあるそうですね」 斎藤キャスター 「東京・立川市にある昭和記念公園で僕が撮った写真があります。地元の群馬にある妙義山のふもともいいですね。上毛かるたの『も』の字に『紅葉に映える妙義山』という札があり、それがまたすごくいいですね」
■色づく気温と鮮やかになる条件は?
富田解説委員 「9月は高めの気温が続いたので、今年の紅葉の見頃は平年より遅いところも多いようです。そもそも紅葉は、最低気温が8℃くらいの日が続いて色づき始め、5~6℃以下になると進むといわれています」 「さらに、紅葉が鮮やかになる条件として、昼夜の気温差が大きいこと、日光がよく当たることなどが挙げられています」
■色づく「最低8℃以下」の日は?
富田解説委員 「14日までの今後の予想気温を見ると、色づく条件の最低気温8℃以下の日は札幌で木曜日の10日だけです。涼しくなったとはいっても、色づき始めるのはもう少し先になりそうです」 瀧口麻衣アナウンサー 「感覚的にも今やっと夏が終わりつつあるなという感じなので、これからの季節の移ろいが楽しみですね」
■奥多摩湖周辺では見頃が近づく
富田解説委員 「10月中にも楽しめそうな紅葉の名所を調べました。関東でいうと、奥多摩湖周辺です」 「日本気象協会は、10月下旬から見頃を迎えると予想しています。7日に奥多摩観光協会に取材したところ、まだ色づいたという情報は入っていませんが、『来週色づくかな、どうかな』というところのようです。そろそろ見頃が近づいている感じです」
■国営ひたち海浜公園の真っ赤なコキア
富田解説委員 「やや変化球になりますが、国営ひたち海浜公園にある真っ赤なコキアもあります。まんまるでふわふわした形のコキアが色づき、じゅうたんを敷き詰めたようになります。公園は18日頃に見頃を迎えるのではないか、と予想しています」 「ただ、この予想時期は一面真っ赤に染まる時期のことで、今行っても紅葉のグラデーションがきれいかもしれません。また、コスモスやススキなども見頃だそうです」 斎藤キャスター 「きれいですね。紅葉を見ると幸せな気持ちになりますね」