萩生田氏が自民の8億円寄付に苦言「なかなか皆さん理解しづらい」政治資金問題にけじめも「最近の自民党よく分からない」
自民党の萩生田光一元政調会長は8日、インターネット番組に出演し、自民党が派閥の政治資金問題のけじめとして赤い羽根募金を行っている社会福祉法人に8億円を寄付したことについて、「執行部がきちんと判断したのなら(判断理由を)世の中に説明すべき」と苦言を呈した。 萩生田氏は寄付について、「なぜその団体に出した(寄付した)とか言わないと分からない」「最近の自民党よく分からないですよ」と語った。 また8億円は党費の中から捻出したことに触れ「党員の納得感がないとなかなか皆さん理解しづらいと思う」と述べた。 さらに昨年12月に出席した衆院政治倫理審査会についても言及し、「(岸田政権時代の執行部から)あなたは出なくていいと言われたので出なかったら、えらい目にあった」と話し、方針を変更し、政倫審に出席していないことを理由に衆院選で萩生田氏を非公認とした現自民党執行部に批判的な見解を示した。
フジテレビ,政治部