笑顔が魅力的な大澤サラ（撮影・佐藤厚）

　１０月に宝塚歌劇団を退団した、元宙組の大澤サラ（２３）が、１日付で芸能事務所オスカープロモーションに所属することが３０日、分かった。このほど、デイリースポーツの取材に応じ「（芸能界の）広い世界で太陽のように照らせる存在になれたら」と決意を語った。 【写真】まつ毛バチバチ！　驚くほど大きな瞳な大澤サラ 　屈託のない笑顔に、凜（りん）とした表情ものぞかせる。オスカープロモーションで女優業を中心にバラエティーなどマルチな活躍を目指す。大澤は「何でもやりたい。お芝居と歌はずっとやってきて、声を生かすお仕事も積極的にやっていきたい。今まで挑戦してこなかったバラエティーや、キャラがおもしろいと言っていただけるのでそれも生かしたい」と今後の活動を思い描いた。 　武器は舞台での経験はもちろん、持ち前の明るい性格だ。小さい頃は１人で公園に行っても、その場で友達ができるほど活発で社交的な一面があり、今も変わらない。「母親からはいつも『しゃべるか、寝るか、歌うか、泣くのどれかだね』と言われます」というほど感情表現は豊か。緊迫したイメージがある宝塚音楽学校への入学面接でも受け答えで「（面接官が）ドッカーンってウケた」と明かし、「実技はたぶん下手でしたけど面接での明るいキャラがよかったのかな」と初めての受験で合格した。 　これから出てみたい番組には「世界の果てまでイッテＱ！」（日本テレビ系）や「世界ふしぎ発見！」（ＴＢＳ）などバラエティーでも世界に目を向けている。「私を見てくださった方に元気を、明るさを届けたい。『大澤サラを見たから元気が出たわ。ちょっと仕事行ってこよ』みたいな。そんな存在になれたらいいな」。個性的な表現でタレントとしての最終的な理想像を掲げた。 　◇大澤サラ（おおさわ・さら）２００１年１２月９日生まれ。東京都出身。１７年に宝塚音楽学校入学。１９年に宝塚歌劇団入団（１０５期生、娘役）。２４年に宙組公演「ＭＹ　ＢＬＵＥ　ＨＥＡＶＥＮ－わたしのあおぞら－」にて退団。趣味は映画観賞、サイクリング、美容、料理。特技はダンス、歌、声まね、日常英語。イラン人の父親と日本人の母親の間に生まれたハーフ。身長１６９センチ。