【中日】国内FA権行使の木下拓哉、残留の決め手は「人の動向で自分の動向が決まるのが嫌だった」
中日の木下拓哉捕手(32)が26日、名古屋市内の選手寮「昇竜館」で契約更改に臨み、200万円増の年俸7000万円で更改。複数年契約を結んだ。4月に取得した国内FA権を行使するも、熟考の末に残留を決断。「人の動向で自分の動向が決まるのが嫌だった。ドラゴンズからは誠意ある条件をいただいたので」と決め手を明かした。 今季は74試合で打率2割2分8厘、3本塁打。先発マスクは22年の115試合から減少し、今季は58試合にとどまった。加藤匠、宇佐見にドラフト4位・石伊も加わり、捕手争いが激化。勝負の10年目へ「(正捕手の)競争も激しくなる。開幕マスクを目指して準備したい」と決意を新たにした。
報知新聞社